
菊池ビエンナーレに見る「陶芸の現在」。大賞受賞者・中根楽が語る「境界」の陶芸
菊池寛実記念 智美術館で、陶芸の公募展「第11回 菊池ビエンナーレ 陶芸の現在」展が開催されている。創意と技術が織りなす入選作品の数々とともに、大賞受賞者・中根楽のインタビューを紹介する。

菊池寛実記念 智美術館で、陶芸の公募展「第11回 菊池ビエンナーレ 陶芸の現在」展が開催されている。創意と技術が織りなす入選作品の数々とともに、大賞受賞者・中根楽のインタビューを紹介する。

アンディ・ウォーホル「SERIAL PORTRAITS - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」展(2月15日まで)が開催されているエスパス ルイ・ヴィトン東京で、「美術手帖プレミアム」会員限定スペシャルトークイベントが開催。音楽・ファッション・デザインなど領域を軽々横断し表現を続ける藤原ヒロシと、ファッションブランド「BEDWIN & THE HEARTBREAKERS」ディレクター・渡辺真史が、ウォーホルへの思いやその影響、いまウォーホルを見ることの意味を縦横に語った。

新しい時代において、美術館はどのような姿を目指すべきなのか、現場を知るキーパーソンたちが集い、それぞれの視点から「理想の美術館像」を語り合った。参加者は、森美術館館長で文化審議会第4期文化経済部会アート振興ワーキンググループ(WG)座長の片岡真実、滋賀県立美術館ディレクターの保坂健二朗、文化庁の林保太、そしてPwCコンサルティングのミュージアムなど文化・芸術関連のコンサルタントである関谷泰弘。対談では、今の社会に必要とされる美術館とは何か、次の時代に向けて描くべきビジョンとは何かを掘り下げていく。

大阪・中之島の大阪中之島美術館で「拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ」が開催されている(3月8日まで)。無意識や夢に着目したシュルレアリスムは、我々が当たり前と思っている現実や合理的思考に揺さぶりをかけ、より高次の「超現実」を露呈させようと試みた。その後の芸術に大きな影響を与えたこの運動の全体像に迫る同展を担当した國井綾に、展覧会の意図やそこに込めた思いを聞いた。

1985年に制作されながら、長らく“幻のドキュメンタリー”として語られてきた『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』。坂本龍一の姿と音楽、そして1980年代の東京の風景を、きわめて独自の感性で編み上げた本作が、約40年の時を経て4Kレストア版として公開される。本作を手がけた監督のエリザベス・レナードにオンラインで話を聞いた。

DIC川村記念美術館の閉館と、それに伴うコレクションの大規模な市場放出は、日本国内に大きな議論を呼び起こした。いっぽうで、国際的なアートマーケットでは、この動きをどのように受け止めていたのか。本記事では、同コレクションの出品を前に、9月下旬にクリスティーズ香港で行われたプレビューにて本セールを担当したタン・ボー(20/21世紀美術部門シニア・ヴァイス・プレジデント兼インターナショナル・ディレクター)に話を聞いた。後半では、11月のセール終了後、マックス・カーター(クリスティーズ・アメリカズ20/21世紀美術部門チェアマン)にメールインタビューを通じて、セール結果と市場の反応、そしてディアクセッションをめぐる国際的な視点について話を聞いた。

東京都庭園美術館で開催中の「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ─ ハイジュエリーが語るアール・デコ」の展覧会場を、ファッション文化論を専門とする神戸大学大学院教授・平芳裕子が訪問。展示を玩味したのち、ファッション文化史におけるアール・デコという潮流の意味と意義について語ってもらった。

アニメーター、イラストレーター、映像ディレクター、アーティストと多岐にわたる活躍をみせる米山舞。その新作個展「YONEYAMA MAI EXHIBITION “arc”」(銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM、12月6日〜28日)に際し、その創作について話を聞いた。

第14回目の台北ビエンナーレが、11月1日、台北市立美術館で開幕した。「地平線上の囁き」(Whispers on the Horizon) というテーマのもと、全世界37都市からの72人のアーティストによる、34点の委嘱制作や現地制作を含む150点の作品が展示されている。本展のキュレーターを務めるサム・バードウィルとティル・フェルラスに展覧会のねらいやテーマの選定についてインタビューした。

東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中のアンディ・ウォーホル「SERIAL PORTRAITS - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」展を藤原ヒロシが訪れた。日本のカルチャーシーンの一翼を担ってきたクリエイターの目に、ポップ・アートを生んだアンディ・ウォーホル作品はどう映ったのか。

草間彌生「INFINITY - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」展が開かれているエスパ ス ルイ・ヴィトン大阪を、NHK連続テレビ小説『虎に翼』やドラマ『恋せぬふたり』などで知 られる脚本家・小説家の吉田恵里香が訪問。稀代のストーリーメーカーの目に、草間彌生作品 はどう映ったのか。

リクルートホールディングスが運営するアートセンターBUGで、「バグスクール2025:モーメント・スケープ」が12月17日から2026年2月8日まで開催される。7人のアーティストによるグループ展、日々行われる参加型プログラム、会場での作品購入が有機的に組み合わさった企画だ。今年で第3回を迎え、すっかり年末の恒例行事となった同プロジェクトについて、立ち上げからゲストキュレーターとして携わる池田佳穂と、参加アーティストのAokid、芦川瑞季、吉田勝信が語る。

アジアにおいてもっとも重要なアートフェアである「アート・バーゼル香港」。そのディレクターを務めるアンジェル・シヤン=ルーが来日し、同フェアの今後の戦略、そして日本のマーケットについて語った。

科学分析調査などを経て、贋作だと判断された高知県立美術館所蔵のハインリヒ・カンペンドンクの油彩画《少女と白鳥》。同館では、本作の公開を含む特別展示・調査報告「再考《少女と白鳥》 贋作を持つ美術館で贋作について考える」が開催された。一連の調査や展覧会の開催について、塚本麻莉(高知県立美術館学芸員)と、科学調査の実施兼本展監修者である田口かおり(修復家・京都大学准教授)に話を聞いた。

2000年、京都国立博物館で開催された「特別展覧会 没後200年 若冲展」が9万人を動員した。それは日本美術が「専門家の世界」から「誰もが楽しめる文化」へと変わる決定的な瞬間だった。あれから25年──展覧会の企画、著作、メディア出演を通して日本美術を社会に“ひらいて”きた美術史家・山下裕二に、教え子でキュレーターの小金沢智が、この四半世紀の変化とこれからを聞いた。

東京都現代美術館で国内初となる本格的なミッドキャリア個展「笹本晃 ラボラトリー」を開催している笹本晃。その制作の芯に迫る。

フランス・パリとロンドンを拠点に制作活動を行うアニー・モリスとイドリス・カーンは、夫婦でありながらそれぞれが異なるアプローチで「喪失」「記憶」「時間」といったテーマを追究してきた。KOTARO NUKAGA(六本木・天王洲)での日本初個展に際して来日した2人の制作に迫る。

2023年3月に、この世を去った音楽家・坂本龍一。その晩年の闘病と創作の軌跡を日記とともに辿ったドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』が11月28日より公開。坂本と親交があり、この作品で坂本の日記を朗読した田中泯が、坂本龍一と「死」、そして「言葉」について語った。

ベルリンを拠点とするフランス系スイス人アーティスト ジュリアン・シャリエールが、東京で2ヶ所同時に個展「conversations with nature 2025」を開催中(〜11月9日)。シャンパーニュメゾン「ルイナール」とのコラボレーションによって進められてきたプロジェクトの成果を発表するものだ。展示とプロジェクトの全貌について、アーティスト本人が語った。

東京・表参道にこの10月、地上3階建+屋上フロアの規模を有する大型ギャラリーが出現した。西麻布から移転したア・ライトハウス・カナタである。今後ここでどのような活動が展開されていくのか。創業者の青山和平に話を聞いた。